
| 1 トリガー・ハウジング | 12 ワッシャー |
| 2 セーフティ・ガイド・ピン・リテーナー | 13 トリガー・アジャスト・スクリュー(リア) |
| 3 セーフティ・ガイド・ピン | 14 ブロック |
| 4 シア・ストップ・ピン | 15 トリガー・ピン・リテーナー |
| 5 シア | 16 トリガー・ピン |
| 6 シア・スプリング | 17 トリガー |
| 7 シア・ピン | 18 トリガー・スプリング |
| 8 セーフティ | 19 トリガー・アジャスト・スクリュー(フロント) |
| 9 セーフティ・プランジャー・スプリング | 20 ロック・ナット |
| 10 セーフティ・プランジャー | 21 スター・ワッシャー |
| 11 ロック・ナット | 22 トリガー・ハウジング・スクリュー |

写真左がコッキングされた状態。トリガー上部の赤円内が、シアとのエンゲージ部分です。シアはコッキング
・ピースに深く噛んでいますが、シアとトリガーの噛み合いは御覧の通り極僅か。メイン・スプリングのテンシ
ョンは強力なので、この様に2段階に分けてリリースするのです。
トリガーを引くと(写真右)、トリガー上部は矢印1方向に動き、シアとのエンゲージが解かれます。コッキン
グ・ピースからの力が掛かったシアは、矢印2方向に落ち込み(写真ではスプリングを抜いていますが、実
際はバネが圧縮される)コッキング・ピース&ファイアリング・ピンは前進してプライマーを突く訳です。
矢印Aがエンゲージのアジャストメントで、ねじ込むと噛み合いが浅くなります。矢印Bがトリガー・テンション
(バネ圧)のアジャストで、ねじ込むと引きが重くなります。

矢印部分が甘くなると、シアがスリップして暴発しますので、両者は熱処理された上でシャープに研磨されて
います。この銃のトリガー・プル(キレの良さ)は、ノーマルのレミントンM700レベルです。カスタム・トリガー
には敵わないが、ノーマルとしては上々と言った感じです。但し、或る一定以上にキレを良くしようとエンゲー
ジを浅くして行くと、構造上セーフティが掛からなくなってしまいます。その理屈に付いては以下に説明しま
すが、限界まで浅く(尚且つ軽く)した状態にすると、トリガー・プルは概ね1kgです。実用銃(狩猟や狙撃用
途)としては、それ以下に軽くする事は無いと思います。

セーフティはトリガーをブロックするタイプですが、先ずは写真の矢印部分を御覧下さい。右の写真は
トリガーを引いた状態です。左の写真は引く前。トリガーを引くと、トリガー上部が円内に顔を出します。
セーフティはこの部分をブロックして、トリガーを引けなくするのです。
ではどの様にブロックするか?次のページで・・・