全体を仮溶接

先のクサビ・リング?は、この様に嵌ります。







本付け

ヒート・シンク(メッキのカバー)で隠れる部分はそのままですが、見える部分はグラインダーでスムージングし、
耐熱塗装(笑)。メッキに出すと高いんですよ・・・







オマケ作業?

クロスオーバー・エキゾーストにした事で、バイクの左側にも排気管が突き出し、コイルに干渉してしまうので
ブラケットを作り直しました。このバイクは、独立点火式(デュアル・プラグ)なので、コイルが2つあるのです。

ブラケットは厚目の鋼板を切って加工しました。この部分は振動で割れ易いので、要注意です。







上出来!上出来!

あまり「見てくれ」を気にする性質ではないので(笑)、これで十分です。しかし、位置的に外側のコイルが
遠くなってしまったので(これは止むを得ない)、ハイテンション・コードが寸足らずになってしまいました。
赤いシリコン・コードでしたが、あまり気に入っていなかったので(金具の接続部が脆い)、ビンテージ調の
カパー・ワイヤーにて新調しました







さて、今回の整備で、新しいバルブ・スプリング、バルブ、カムシャフト(レポートしませんでしたが)、デュ
アル・エキゾースト、等など、改装された訳ですが・・・

バルブ・スプリングを弱く(ノーマル値)した事で、バルブ・トレイン負担の心配が減りました。更にカムを
ノーマルに戻した事でリフト量が減り、全体のメカニカル・ノイズが減少しました。逆に言えば、ハイカム
を組んで強化バルブ・スプリングを入れれば、ノイズは増すと言う事です。カムを換えた事で、パフォー
マンスは若干低下しましたが、これはサイドバッグやデュアル・エキゾーストによる重量増加も影響して
いるでしょう。

もうひとつは、カムがノーマルのデュレーションになった事で、低回転時の圧縮圧力が増加しました。
「?」と思う方も多いでしょうが、ハイカムはデュレーション(作用角)を多く取ってあるので、圧縮行程が
短いのです。これは混合気の流入する慣性を考慮した為で、ノーマルでもピストン下死点を過ぎて、
ピストン上昇中に、ようやくINバルブが閉じる切る設計になっています。こうする事で、常用回転時に
より多くの混合気を吸い込める訳です。レース用のハイカムの場合、これが更に過激な設定になって
おり、圧縮している時間が殆ど無いくらいです。レース用のエンジンが、圧縮比を11や12まで上げる
理由はそこにあります。つまり、ハイカム入れる→圧縮行程が短くなる→圧縮比を上げる!と言う訳。
なので、11〜12の圧縮比でも始動する事が可能なのです。もしも、ノーマルのカムで圧縮比を12に
上げたなら、始動はまず無理でしょう。ディーゼル用のセルモータが必要です(笑)。

以上の理屈から、デュレーションの低いカムを入れた場合、クランキング時や低回転時の圧縮圧力が
若干増加します。コンプレッション・テスターでクランキング測定すれば、数値として現れます。

で、つまり・・・キックが重くなりました(笑)。セルも何とか回りますが、前よりも重々しい感じ。ただし、
圧縮圧が上がった為か、始動性(着火性)は良くなった様で、「キックは重いけど、一発で始動する」
と言う感じです。個人的には、この方が好ましいですね。始動に関しては、動画をアップしたので御覧
下さい。




冷間時のキックスタート

キックの手順としては、燃料コック開ける→スロットルを数回煽って生ガス供給→スイッチを入れずに
空キック2〜3回→スイッチ入れる→本キック と言う感じ。始動前に一度、キャブを弄っているのは、
アイドルを少し上げた(ファースト・アイドルにするのを忘れていた)為です。

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暖気後のキックスタート

跨いだままキックするのは、93ciのエンジンでは根性が要ります。始動性が良いので何とか可能?

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