グルーピング

実射ページ冒頭で説明しましたが、もう一度。

距離は100ヤード、弾薬はL2A2、フロントレストを使用し、リアバッグは無し。トリガープルは
5s近くあり、M1Aより重いです。ベンチ上に南アフリカのR1M1弾薬がありますが、これは
テストでは使用していません。言うまでも無いですが、インチキは無し(笑)。そう言う事をする
銃器レポーターも居ますからね(大きな声では言えないがw)。

さて、結果の程は!?





↓散る散るミチル・・・orz

何回撃ってもこんな感じ。俺が歳をとったのか?老眼か?

黒点の直径は16センチ。10点圏が8.5センチ。

言い訳ではありませんが、ある程度グルーピングが広がる銃の場合、射手の原因(ミス)と銃の
原因(悪精度)が相殺されて、真ん中に当る事があります。つまり本当は外れる筈だったのが、
銃(或いは弾薬)の悪影響と上手く重なって当ってしまう訳です。これは言うまでも無くマグレ当
りです。逆に、それらが重なり合ってしまった場合、ダブル効果で外れる事になります。射手が
一切ミスをしなければ、均等にばら撒かれた感じになります(一般的に)。

この要素を加味すると、上の標的では8点に外れた弾痕3つを9点圏に入れ、10点に当った
弾痕3つを9点圏に出す事で均等化します。すると、写真の黒点くらいのグルーピングですね。
黒点は16センチですから、概ね6MOA少々。そこから射手のミス、その他諸々の誤差を差し
引くと、銃本来の性能は5MOA程度と考えられます。

勿論これには弾薬の精度も含まれますから、より精度の良い弾薬を使えば、グルーピングは
幾分小さくなる筈です。









更に

上の結果では納得できないL1A1ファンの方も居るでしょうから、頑張ってミスの要素を減らして
みました。具体的には、トリガー・シューを付けて重いトリガー・プルを誤魔化す/コンバット用の
大きなピープ・サイトの穴に、アルミ板を加工した小径のピープを接着(持ち主さん御免!完璧に
元通りにしたので勘弁)/フロント・レストと共にリア・バッグも使用する/時間を掛けて慎重に。
・・・そんなところかな?弾薬は今までどおりのイギリス製L2A2です。

と言う訳で、「これ以上は纏まらないと私的に断言できる」銃本来のグルーピング!結果は!?

ごえむお〜え〜
(どらえもんの声で)

嫌もうマジで無理っす。均等に広がっているのが、イレギュラー発生していない証拠?です。
誤解の無いように付け加えますが、このグルーピングは軍用小銃としては十分に合格範囲
です。「それ以上は必要無いから与えていない性能」と言えます。

とは言え、M1Aはもう少し良い(2〜3MOA)ですし、64式小銃は更に良かった気がします。
64式は標的射撃をしたのが300m〜だったので(近距離は鉄的だった)、今現在、これらの
銃とストレートに比較出来ず曖昧です。

これを言っては身も蓋もありませんが、「FALのグルーピングは然程優れてはいない」と言う
のは定説ですけどね・・・


追記
もう一つ、このテストは写真の個体に限った結果です。この銃のコンディションは良好ですが
ボア細部の状態までは把握していません。昔の銃なので、この辺の個体差はあるでしょう。
奇跡的に高精度のL1A1が無いとは断言できません。また、カスタム化する事で精度向上は
可能です。L1A1ファンの皆様は、夢と希望を捨てないで下さい。







お掃除タイム

レシーバーは分離させなくてもOKです。

ボルトやキャリアを取り出すのは、M1A(M14)よりずっと簡単です。ボルトとキャリア
の分解だけならば、64式も簡単です。64式はピストン周りの分解が厄介なのです。

M16のフィールド・ストリッピングも簡単ですが、キャリアやボルトにガスが入り込む
ので、汚れ落としが大変です。普通のガスオペですと、ピストン周辺しか汚れません。
バレル(ボア)の手入れ以外は「サッサ」程度の拭き掃除で終わります。







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