

ボルト・キャリア側面には VVV 状の浅い溝があり、泥やゴミを排出する様になっています。これは分解の
頁で詳しく説明しますが、このV字溝はキャリア下方のスライド・レール(凸凹)まで突き抜けており、レールに
溜まった異物を、上方に強制排出する仕組みになっているのです。
2頁目で述べた、テイクダウン時の支点スクリュー・ヘッドが、写真中央に見えます(大きなマイナスねじ)。
これは左右どちら側にも付きます。正しい向きが決まっているのかは不明です。作動には影響しません。
そのスクリューの上に見える楕円形の部品は、レシーバーを貫通するクロスボルトで、この部分でボルトを
閉鎖&固定します。他で言う「ロッキング・ラグ」に相当する部品。これがレシーバーと別部品になっている
理由は、特に強度と耐摩耗性が必要とされる箇所だからです。同様のロッキング・システム(ティルティング
・ボルト)を採用する64式小銃やSKSカービンも、この様に別部品となっています。
キャリング・ハンドルは、特に遊び止めの工夫はなく、右へ左へとガチャガチャ動くので鬱陶しいです(笑)。
テープで固定するのも簡単ですが、外してしまうのも然程手間は掛かりません。

SPORTER の文字は後から彫り込まれたものです。米国のM14でも、「7.62MM」表記なのに、
「.308」と言うのはやはり英国だからでしょうね。ちなみに、寸法などもFALとは異なりインチ設計です。