南部拳銃 実射動画


実射テストについての詳細はコチラ!



ここでは同時に撮影したビデオ動画をアップします。各銃、以下の要領で撮影。

照準目線で3発→横から見た3発→テーブル委託で5発

マガジンにフルロードで撃っても面白くないので3シーンに分けました。途中で
ボルト・ストップが掛かりますが、ジャムではありません。
照準目線の射撃では
銃がプルプル揺れ揺れですが(笑)、不自然な体勢での撮影射撃につき勘弁。
また、的を狙わずに土手に撃っていますが、的を狙うと真っ暗で見難くなる為。
5発の射撃シーンは、グルーピング・テストをした時の射撃そのものです。

切れるだけ切って編集しましたが、かなり重いです(1.6〜7MB)。ナローでは
うまく再生されないかも知れません。ご了承の程・・・


それではロックンロール!

十四年式拳銃の射撃 (ネスケの方はコチラ

九四式拳銃の射撃 (ネスケの方はコチラ





南部式拳銃の射撃

これは実射レポートで説明しましたが、カメラの撮影を終え、動画撮影に移行
した途端、1発目でトラブル!エキストラクターが少し抜けた状態でレシーバー
に噛み、スタックしてしまいました。撮影を中断しましたが、そのトラブル場面を
アップします。

南部式ダウン!orz (ネスケの方はコチラ

エキストラクターの他に、マガジンが抜けるなどのトラブルも、現在は全て修理
しましたので、何れの機会に再挑戦したいと思います。







実射の感想&気が付いた点

思った以上に使えるのでビックリしました(爆)。特に九四式は快調でしたね。十四年式はレンジマスターが
撃った時に後退不良が3回起きましたが、他はありません。リコイルは確かな手応えがありながら、ショックは
緩やかなので撃ち易く、それが命中率(機械に固定してじゃなく、人間が手で持って)の高さに貢献している
と思います。九四式はトリガーが重いですが、軍用銃としてはまあ、これでも良いでしょう。重さに慣れれば
十分コントロール出来る範疇です。逆に、十四年式は軽過ぎかも?競技用ならOKですが、軍用では問題が
ある程です。軽いだけでなく、落ちる位置が非常に分かり難い!

ネガティブな点は、ストライカーの信頼性が今ひとつと言う事。過酷な条件下では不発が起りそうな感じです。
また、全体に華奢です。南部式に比べれば、十四年式はロッキング基部などガッチリしていますが、トカレフや
M1911に比べると脆弱です。8mm南部弾はサイズ的には30マウザーのクラスですが、もしも南部拳銃で
30マウザーを撃ったら、恐らく発射弾数3桁に到達せずに壊れる感じがします。8mm南部が同クラスに比べ
弱いのは、その為かもしれません。九四式はハンマー式なのでストライカーの不安感は無いです。

過去何度か述べましたが、8mm南部弾のエネルギーは380ACPと同程度です。30マウザーや7.62トカ
レフ、9mmルガーなどより威力は数段小さいです。

(セーフティやシア、ボルト・ストップ機能など細かい欠点は武器庫で各々書いているので、ここでは省きます)

更に考察

十四年式まで採用していたストライカー式を、九四式でハンマー式に変更した点が、私には不可解でした。
何故なら、ストライカー式の利点は小型化し易い点にあるからです。ブロウニングM1910が良い例ですね。
ハンマー内蔵式のコルト・ポケット等に比べると、その利点が良く分かります。では何故、南部が九四式で
ストライカーを止めたか?私が察するに、ストライカー式に問題があったのではなく、そのコッキング過程に
難があった為と推測します。
つまり、十四年式の時点で既に不具合があったのです。前述の不発に関する
懸念です。「不発するなら、スプリングを強化すれば解決するじゃないか?」確かに不発は解決しますが、
しかし南部拳銃は閉鎖時にコッキングを行いますので、ストライカーのバネを強めると閉鎖しなくなります。
リコイル・スプリングの力でコッキングしている様なものですからね。ブローニングM1910等はスライドの
後退時に、リコイルにてコッキングされますから、ストライカーのテンションを少々強めても問題ありません。
同じストライカー式でも2種類のコッキング過程があると言う事です。余談ですが皆さん御存知のグロック!
優秀なストライカー式のピストルですが、これのコッキング過程が南部と同じく、スライド閉鎖時に行われる
タイプなのです。ファイアリングピン・スプリングとリコイル・スプリングの微妙な力関係で成り立っています。
なので下手にスプリングを強くしたり弱くしたりの改造を施すと、途端にトラブルのドツボに嵌ります。

横道に逸れましたが、南部式や十四年式も、ボルトの後退時にコッキングされるシステムだったなら、何も
問題無く、九四式にもそのまま移行されたと思います。

追記
極初期の十四年式が冬季のストライカー打撃力不足の問題を抱え、ファイアリング・ピン(ストライカー)を
短縮し、フォールを稼いで解決したのはご承知と思いますが、ここで「ファイアリングピン・スプリング強化」
と言う手段を用いなかったのは、上で説明した理由によるものだと思います。ファイアリングピン・スプリン
グを強化すれば閉鎖不良を起こし、ではリコイル・スプリングも同時に強化すると、今度は後退不良・・・
ドツボです・・・
これは推測ですが、フォール(落下距離)を稼いでの解決も、恐らく完全なものでは無かったと思います。







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