
左下の足踏みシーソーがクラッチです。車のクラッチと違い、踵で踏み降ろし、踏んだ(切れ
た)状態で固定されます。固定されなければ、ニュートラル以外では左足を地面に着けなく
なりますからね。発進の際は爪先でペダル前を踏んで車のクラッチと同様、ゆっくり繋げて
進みます。ギアはタンク横の垂直の棒です。このシフター位置はカスタムによってはシート
下にある(ジョッキーシフト)のも多いです。
(↑掲載当初の説明が曖昧だったので加筆しました)
このロッカークラッチは昔のバイクでは一般的でしたが、それとは別に70年代あたりに流行
したスーサイドクラッチと言うのは更にマゾチック?で、踏み降ろした状態で固定されません。
つまり車と全く同じ。なのでクラッチを切ってギアを入れたら、絶対に左足は離せないのです。
もし何か弾みでバイクが左に傾いても、足は着けません。立ちゴケするか前に飛び出すか?
更にフロントブレーキの無いチョッパーでは、坂道発進が超困難(笑)。それ故、スーサイドと
呼ばれ、恐れ敬われるのです。九四式拳銃についた仇名「スーサイド・ナンブ」も、実はそう
言った敬意が込められているのです(誤)。

私はブタの様なFLモデルが好きなのですが、このスリムさを見ると「コッチも良いなァ」と感じますね〜。
ビッグツインとは言え、縦に見ればシングルですからね(笑)。まあ、そんなスリムさも、左に飛び出した
プライマリー・カバーによって台無しになる訳ですが、それもまたダビッドソンらしくて吉。