
ブルズアイ用のマッチ・アモを作ろうかとも考えましたが、とりあえずファクトリーでテストする事に
しました。使用したのはフェデラル230グレインFMJ、距離は25ヤード、ライフル用のフロント・
レストに据えての両手保持です。マシンレストがあれば完璧なのですが、高価ですからねェ・・・
5発平均初速(フィート/秒)
804.4
831.6
821.2
811.3
811.8
=816 f/s
まあ・・・極普通。

25ヤードから10発撃ち込みです。
最初の2回はこんな感じだったのですが(写真は2回目)、射手の体調が悪化し、鼻水だけでなく悪寒も
してきたので、どうもボン・ミスが多い。左上の一発なんか言語道断ですね。ライフルもそうですが、委託
射撃とは言っても、銃の性能を引き出すレベルの精密射撃は難しいのです。グリップの握り加減一つで
インパクトが変化しますからね。やはりマシン・レストが欲しい所です・・・が、そうも言ってられないので、
気合を入れて行きましょう。
(右上の矢印に、体調不良の様子が見受けられますw)

よっしゃ!
何とかミスせずに10発を撃ち切りました。マシンレストを使えば、この半分くらいに小さくなる筈です。
最近は中々ここまで精度の良い銃はありません。マッチ・アモを使えばブルズアイ競技用に使えそう。
う〜ん・・・IPSCあたりで使うにゃ勿体無い気がしてきたなぁ・・・
良質のファクトリー・スペシャルが多くなった最近ですが、やはり究極の精度を求めると、ガンスミスに
よるハンドフィッティングと言う事になると思います。言い換えれば、コンバット・シューティングに必要
な精度レベルならば、ファクトリーで十分通用します。今回掛かった費用と、使用目的を考えれば・・・
微妙なところですが(笑)、まあ、自分で組んだ銃が良い結果を出すのは、それだけで楽しいじゃあり
ませんか!

製作記で書き忘れましたが、フレームとスライドをフィッティングする際、フレームに対して
スライドが真っ直ぐになる様、擦り合わせなければいけません。もし斜めになると、写真の
ダストカバー部分のクリアランスが不均等になってしまいます。まあ、それでも作動はする
かもしれませんが、銃として失格。また、数多く撃つ内にガタが発生して接触する事もあり
ます。その場合、スライド側に傷が付くのですが・・・↓

右下の写真で示す赤矢印部分に擦り傷が付きます。そうなる前に再調整する必要が
あります。今回は既に1000発以上撃ちましたが大丈夫。上の写真程、クリアランスが
あれば今後も心配ないでしょう。

手前味噌で恐縮ですがw 最初にキチンと擦り合わせされた銃は、慣らしが終わった後の磨耗が
劇的に少ないのです。これは手作り高級2連散弾銃と同じ理屈。逆に、ガタが多かったり無理に
組み合った部品が多いと、あっと言う間に磨耗したり、カジリ付いてしまいます。最近の銃はCNC
マシンや熱処理の発達で、この辺の問題は少なくなりましたが、1911系を組む場合は昔からの
擦り合わせテクが物を言います。それだけに、長年掛けて馴染んだ物には愛着が湧くでしょうね。
追記
作動性能ですが、約300発目以降、ジャムは一切ありません!もっとも、こまめにクリーニングは
行っての結果で、連続射撃ではありませんけどね。いずれ、そのテストも行ってみたいですが・・・
弾代が・・・(笑
終わりに
日本のガンマニアに実物拳銃のカスタム法を紹介しても、あまり興味を持って貰えないかも知れ
ませんが、しかし、ここで紹介した基本的なテクニックは、エアガンやモデルガンにも通じると思い
ます。私も、日本ではモデルガンをイジリ倒したクチです。如何にしてブローバックを快調に作動
させるか?何て事が、実物をフィッティングする際にも十分役に立ちます。メカニズムを理解する
上でも、モデルガンを知っている人は実物にも強いです。
コレクションの貴重品ならばともかく、撃てる銃を飾っておくだけじゃつまらん!
オモチャも本物も股間の暴れん坊も、赤い玉が出るまでブッ放してナンボでっせ。どぴゅーん!
(最後まで下ネタか・・・)