実際に狙った感じ


ファインダー越しに狙ったので正確ではありませんが、だいたいこんな感じです。
標的射撃では、サイトの白ダットやラインが邪魔になる理由が分かると思います。
黒くハッキリ写る事が重要なので、蝋燭を使ってサイトに煤を付けたりする人も
います。ターゲット・タイプのフロント・サイトは、狙う面が垂直に立っていますが、
これも影で黒く(暗く)クッキリとコントラストをつける為です。

また、黒点標的を狙う場合、写真の様に黒い部分は狙わずに黒点の下を狙い、
その状態で、黒点の真ん中に命中するように、サイトを合わせます。これを6時
照準とか、白一線照準などと言います。ですから写真のサイティングの上下は、
今ピッタリ合っている訳です。もう少し銃を右に傾けて、見出しをチョイ左に振って
全体も左にズラせば10点です。高さに関しては狙いも見出しもバッチリですね。
(注:見出しとは、フロント・サイトとリア・サイトの位置関係です)

で、こうする理由ですが、真っ黒に写るサイトで、これまた真っ黒な標的を狙うと
境目が曖昧になるからです。白い部分を狙った方が、見出しがハッキリと見えて
より正確に照準できるのです。これはライフル射撃でもそうですが、照準で最も
重要なのは、標的を狙う事自体よりも、正確な見出しをキープする事にあります。

・・・てな訳で、おそ撃ちは6時照準で行いますが、はや撃ちの場合、標的は
全体が黒い大きな円なので、上記の照準方法は無理です。はや撃ちの場合、
狙った所に直接命中する様にサイトを調節します。このサイト修正を忘れると、
はや撃ち1シリーズ目で、とんでもなく上を撃って orz となります。

追記
はや撃ちでも、黒点の下を狙う人はいますよ。と言う御指摘あり。マジっすか?
それは初耳です。私の周りでは(昔も今も)、皆センター照準です。また、K38の
場合、はや撃ち標的の黒点下を狙ってセンターに着弾する様にサイトを調節
しようとすると、リア・サイトが外れてしまいます(少なくとも私の銃では)。つまり
調節範囲外なのです。こうなると、フロント・サイトを削って低くするしか、方法は
ありません。とにかく、6時照準が可能ならば、その方が有利かも知れません。









NRA規格の黒点標的


「暫く振りなので・・・」なんて言い訳はしません(笑)。 44 48 計92点

ここで注意ですが、写真の標的はCP競技用ではありません。国際規格ではなく、米国
NRAの規格です。黒点のサイズ(直径)は殆ど同じですが、内部の点数配分が大きく
異なります。ですから、写真のX−10−9−8・・・は無視して下さい。ちなみにその規格
で計算すると、97点ですね(笑)。世界はそんなに甘くはありません。写真の標的は50
ヤード用と書いてありますが、25ヤード用でも点数配分は変わりません。黒点部分が
小さくなるだけです。アメリカン・ルールは、悪く言えば簡単、良く言えば門が広い。

できれば正規の標的を使いたいのですが、この界隈には売ってません・・・入手困難。
正規標的は、10点が直径50mm、そこから25mm置きに、9−8−7・・・となります。
7点までが黒点となり、先に述べたように黒点の大きさはNRAの物と殆ど同じです。
ちなみに今回、最終シリーズでは正規点数配分?での 48 49 計97を撃ちました。
はい。
大まぐれです(爆)。まぐれを自慢げに書くと、現役の後輩に冷笑されるので控えます。


追記
肝心な事を書き忘れました。CPは国際ルールに沿ってはいますが、オリンピックや
ワールドカップの種目にはありません。「CPで金メダルを獲るぞ!」と、張り切っても
空振りに終わるので、その点はご注意下さい。ちなみに五輪種目は、AP、FP、RFP 
ですね。RFPは、そのうち無くなってしまうかも・・・?




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