三八式用カバーの内側の爪は?

両者を裏返すと、三八式用のボルトハンドル側には、L字型の爪が点付け溶接
されています。写真左側3つの下側です。これは何かと言うと・・・↓










この部分をカバーする

ジャーン!こう言う事です。なかなか芸が細かいですねぇ・・・・

「・・・考え過ぎでは?」そんな事は無いです。この部分がカバーされていないと
シュラウド(セーフティ)内部に砂や埃が侵入し易くなります。無いと絶対困ると
言う訳ではありませんが、どうせ付けるダストカバーならば、万全を期すのは
当然でしょう。それにしても、日露戦争の時には余程苦労したのでしょうね・・・・











付けて見ると・・・

密封・・・とは行きませんが、風と共に砂が進入するのは十分防げると思います。
一つ上の写真の白い紙が示すよりも、位置は手前ですね。レシーバー内側に切り
欠き(隙間)があるのですが、その部分も上手くカバーしています。









九九式では何故無くなってしまったか?

九九式では、御覧の様にレシーバー後部が大きく削り取られてしまったので
三八式と同様のL字型パーツでは防ぎ切れません。L字部分を大型化すれば
可能ですが、これを省いたのは簡略化の意味もあるのでしょう。

砂嵐も、当時は過去の物となっていたでしょうからね。ただ、ダストカバーは
決して無意味な物では無いと、私は考えています。砂嵐など無くとも、実際に
銃を持って地面を這い回れば、その必要性は容易に理解できます。


関連事項

銃雑記のコラム









戻る

FAQに戻る