
射座から見た25メートル先の、スロー・ファイア(おそ撃ち)ターゲットです。実際のCP競技は
おそ撃ち30発、はや撃ち(腕を45°下げた状態から、標的の回転もしくはグリーン・ランプの
点灯を目視して3秒以内に射撃。再び腕を下げ、7秒のインターバル。この繰り返し5発)30発
計60発+決勝なのですが、この射撃場は制御標的の設備が撤去されてしまったので、はや
撃ちは行えませんでした。
25メートルは、片手射撃では結構難しい距離です。ジャークやフリンチで手首をほんの少し
シャクっただけで、あさっての方向に飛んで行きます。グリップの握り方や、初期反動の受け
方によっても、着弾点は微妙に変化します。

片手で撃って当たらない人は、両手で撃っても「それなり」にしか当たりません。片手で撃つ
事が拳銃射撃の基本です。片手での射撃をキチンとマスターすれば、他のあらゆるピストル
射撃に応用できます。IPSCのトップシュータは片手でも上手いですからね。逆に、両手での
射撃は、片手には応用できません。本気でピストル射撃(IPSCでも何でも)が上手くなりた
ければ、先ずは片手でのエア・ピストル(トイガンでも可能)射撃から始める事を薦めます。
って、偉そうに言ってる私は、未だにプチ・フリンチ気味(てへ)。
余談ですが・・・「ピストルとはオートマティックを指し、リボルバーはピストルとは言わない」と
言う話を聞きましたが、私は無視しています。何百年前の由来はともかく、それはそれ・・・
現代では定着していません。本棚をざっと見渡しても、例えば、ピストルズ・オブ・ザ・ワールド
と言う本には、リボルバーも普通に出てますよ(笑)。競技の名称も改める必要があります。
センター・ファイア・・・ハンドガン??
ただ、確かにリボルバーそのものを指して「ピストル」とは言いませんね。リボルバーはリボ
ルバーです。総称する場合に、纏めて含まれてしまうと言った感じ?厳密に、名称の由来と
現在の用法が異なるのは、カービン銃あたりと同じに考えれば良いのでは?
まあ、ぶっちゃけ・・・そんな事どーでもいいよってかんじ?私的に(笑

この銃(グリップ)は、それ程でもありませんが、フリーピストルなどでは目一杯
寝かせたグリップが主流です。グリップを寝かせると、手首が固定されて反動も
受け易くなりますが、人差し指が大きく下に屈折してしまうので、トリガープルに
影響します。あちらを立てればこちらが立たず・・・。CP競技銃のトリガーは最も
重い1360gが規定です。トリガーの軽いFPやAPならばともかく、CPではあまり
グリップを寝かせるのは得策とは言えません(まあ、好き好きもあるけど・・・)。
おまけ
略語が分からないと言うご意見がありましたので、少し紹介します。
AP=エア・ピストル
SP=スポーツ・ピストル(米NRAに於いてはスタンダード・ピストル)
CP=センター・ファイア・ピストル
FP=フリー・ピストル
RFP=ラピッド・ファイア・ピストル