
ハンマー・スパーが大型だと、都合が悪かった理由がお判り頂けると思います(笑
ハンマー・ノーズ(ファイアリングピン)は、上下に遊びがあります。こうする事で、弾薬から伝わる発射の
衝撃で折れ難くしているのです。これは多くのリボルバーに共通する点ですが、S&Wの場合は更に、
ピンがプライマーを突く手前で一旦フレームの傾斜に当たり、ピンが傾斜に沿って上向きに動きながら
水平運動に変換された後、プライマーを突くようになっています。
ちょっと分かり難いですね・・・。つまり、ハンマー・ノーズは円運動にて落下しますが、上下に可動する
ノーズ部分は打撃直前に向きを変え、水平な前後運動に変換された後、プライマーを突くと言う訳です。
今回、リバウンド&ロックとハンマー・ブロックの仕組みについても説明しようかと思いましたが、これは
いずれM586をリポートする際に詳しく紹介します。ネタの温存です(笑)。

「Kサイト」なる名称があったと思うんですが、由来はKシリーズが最初に採用したからだと思います。
20年程前にはM1911系のコンバット・カスタムなんかにも流用されていた、ポピュラーなサイトです。
上下左右のクリック感は少々ダルですが、一般拳銃としては上出来と言えます。上下動はサイト自体の
剛性がバネになっています。つまり、写真右端で切れるまでが一体物なのです。右端にボケて見える
小ネジが先端部分を止めています。稀に緩む事があるので、定期的にチェックした方が良いです。