

こんな感じで詰まっています。底部の金属は、単に外周を覆う薄いプレス製で、強度とはあまり関係ありません。
エキストラクターがリムに噛む都合で、金属になっているのでしょう。中は御覧の通り、底部もプラスティックです。
全てプラスティックケースと言っても良いくらいです(実際に総プラ製の製品もある)。 また、この底部は反動を
受ける部分なので各社色々な工夫が成されています。例えば写真のケント製(ダークブルー)は、外側とは異
なる白い樹脂を使っていますね。一番下のウィンチェスター製(レッド)は、底部も一体形成で、特に特徴は無し。
真ん中のフェデラル製(ワインレッド)は外側が樹脂でも、この部分が紙で出来ています。フェデラル製を撃った
後は、妙な匂いがするのですが、恐らく、その紙の焦げる匂いだと思います。この部分とワッズを工夫する事で
「我が社の装弾は高初速で反動はマイルド」などと謳い文句にする訳です。確かにフェデラルは反動がマイルド。
・・・・妙な匂いと共に。
そして、前ページで述べましたが、ワッズは少し圧縮された状態で入っています。下の新品写真と比較すると
良く分かると思います。こうする事で、中身が遊んだりせず、ケース全体に「ピシッ」とした剛性が付きます。

↑新品の伸びた状態。

いよいよ主役の登場です。凛々しいですぅ〜
で、登場して貰って何ですが、別にこの機械じゃなくても出来ます。同じMEC製でも、もっとシンプルで
分かり易い構造の物もあります。唯、私の様に短時間で何百発も作る場合は、この機械がベストだと
思います。ディロン等でもゴツイ機械を出してますが、コチラの方がベストセラーなので安心できます。
(ディロンが悪い訳では無いが)
そして、この機械(モデル9000G)は、それは良く考えて作ってあります。最初動かした時は感動しま
した。レバーを上下すると、目まぐるしく各部が動き、1発が完成します。分解された状態で梱包されて
いますが、最初は「こんなんで動くの?」って感じでした。動きます!しかもジャムが少ない!ボーっと
していてもガチャガチャと出来て行きます。但し、最初にある程度セッティングしてやらなければ上手く
行きません。その辺は、焦らずにじっくりと理解しながらコツコツ行った方が良いです。一旦セットして
しまえば、後は早い訳ですから。
エンプティケースのセット、ワッズのセット、レバーの上下、これ以外は全てオートマティックです。
ちなみにモデル9000Hと言う機械は、レバーの上下をモーターで発生させた油圧によって行うので
足でバルブを開閉するだけです。さすがにそこまでは要らないな、と思い9000Gを購入しました。
値段は現在360ドルくらい。確か、ディロン(1000ドルくらい)はケースのセットも自動です(汗)。
シンプルな手動式ならば、もっと小型で値段も安いです。メカのセッティングが苦手な人は、そちらの
方が良いかも。
さて、上の機械ですが、そびえ立つボトルの左側にはパウダー、右側にはショットが入ります。左の
パウダーボトルは、後から買い足した大型の物です。セットに付属するのは、もっと小さなボトルです。
これには理由があり、パウダーボトルを大きくすると、一杯に入ってる時と少なくなった時で、チャージ
される量に変化が生じてしまうのです。パウダーの自重で圧縮される訳ですね。ですから大型ボトル
に交換する際は、別売りのパウダーバッフルを間に挟み(写真、ボトル口金の赤帯付きの長い首)、
パウダーが自重で圧縮されない様にします。写真のマシンは、それ以外はノーマルです。

大体の構造を説明します。
Aはプライマートレイです。透明カバーを外し、プライマーの箱をひっくり返してピッタリと密着させ、外箱を
スライドして外すと、100個のプライマーがトレーに綺麗に並びます。向きが逆なのがあれば個々に手で
修正して下さい。
1はパウダーが落下するチューブ。このトンネルを潜って、ケース内に装填されます。2はショットの落下
するチューブ。理屈はパウダーと同じ。パウダーとショットは、このチューブ上をスライドするチャージバー
(今、蝶番で折れて左側に在るが)によって制御され、タイミングよく計測&落下します。
何となく全体像が掴めましたか?